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〈2007年9月16日開設〉 これ迄の小説等、纏めてみたいかと思います。主にミステリー系です。 尚、文責・著作権は、巽にあります。無断転載等はお断り致します(する程のものも無いですが)。 絵師様が描いて下さった絵に関しましても、著作権はそれぞれの絵師様に帰属します。無断転載は禁止です。
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 昨夜の月は高空にありて眩しい程に冴え冴えと、ほの蒼白く地上を照らし、今宵の月は古代の金属鏡の様に妙に平面めいて、鈍い色で低空に浮かぶ……。
 月も色々ですな。

 すっかりサボっておりますm(_ _)m
 充電中……?
 

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 疲れた(__;)
 何故か今日は異常に忙しかった(汗)
 ばてばて(__;)


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 微妙な曇り空(´・ω・`)
 それでも子供達がお菓子貰いに歩いてるよ(^_^;

 他の地方はどうでしょう?


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 気分悪い( ̄m ̄∥)
 エアコンつける程でもない様な、暑い様な……微妙★


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 普通に走ってるけど、余り手入れしてないからなぁ、車(-_-;)
 部品交換とかになると、また費用掛かるし……(´・ω・`)


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 今日は蒸し暑いです(__;)
 まぁ、未だ九月の序盤だし……。寧ろ涼しい方?


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 え? 誰に似てるって?
 ああ、それは俳優時代の俺の芸名だよ。そう、本人。
 いやぁ、懐かしいなぁ。四十代の頃――もう二十年以上前だよ。
 え? 悪役がハマってたって? ああ、それはこのご面相だからねぇ。どう見たって、悪代官顔だろう? 実際、かなりえげつない役も演じたよ。
 しかし、よく覚えておいでで。嬉しいねぇ、悪役でも。
 え? 何で引退したのかって?
 ううん、まぁ、それなりに仕事は入ってきたし、体力的にも問題はなかったんだが……。ちょっと……な。
 まぁ……悪役にハマリ過ぎてたって事かなぁ。

 あの当時の俺は、入る仕事はほぼ悪役。
 悪代官だったり、どこぞ大企業の重役――勿論裏取引でのし上がった様な奴だ――だったり、弱者を強面で脅して虐げる様な奴だったり……。まぁ、正直嬉しくはなかったが、自分でもこの顔で主役が張れるとは思っちゃいねぇや。テレビに出られるならそれでもいい、そう割り切ってたよ。その内、俺でなけりゃあ演じられねぇ、そんな自負さえ生まれていた。
 だが、その頃からだったよ。
 おかしな事が続き出したのは。
 俺を非難する様な嫌がらせの手紙が届く――まぁ、これは役者と役柄を混同した内容だったし、実際偶に居るんだよな。テレビに映った俺と、実際の俺を同一視する視聴者とか。迷惑だが、まぁ……それだけ俺の演技が真に迫ってるんだろうって、少し、有頂天になってた面もあったかもな。
 まぁ、そんなのはマネージャーが予め目を通すとかすれば、簡単に防げる。転居して、住所を非公開にした事もあった。
 ただ、それでも……何処からか、刺さる様な視線を感じる時があったんだ。

 丸でナイフで刺される様な時もあれば、針でちくちくといたぶられる様に感じる時もあった。
 兎に角……誰かが見ている。
 敵意とか、殺意とか……そんな感情の籠った視線で。
 だが、何処からかが判らない。背後から感じたと思って振り向いたら、もう右手に移動している。上かと思えば、こう……顎の下から睨め上げられている様な、圧倒的な威圧感を感じて、思わずその場から動けなくなった時もあったよ。
 まぁ……普通の人間の視線じゃなかったんだなぁ。最初は手紙の事もあったし、神経が過敏になってるのかと思った事もあった。けど、どれだけ他の人間が入る隙のない場所でも感じたし、一応処方された安定剤を飲んでも、一向、その視線からは逃れられなかった。

 そしてある夜――地方の旅館に泊まった時の事だったよ。
 夜中に痛い程の視線を感じて目を覚ました。
 身体が動かず、只見上げた天井には……無数の目が、浮かび上がっていた。
 薄明かりの中に浮かび上がる、妙にぬめった白目と、その中に開いた深い深い穴の様な黒目。今思い出してもぞっとするよ。
 女の目、男の目、老人の目、子供の目――どれもが俺を睨み、見下ろしていた。憎い敵を見る様な、汚らわしい者を見る様な、殺意の籠った目で。
 目は口程に物を言い、とはよく言ったものだね。目だけなのにそれがしっかり、伝わってくるんだから。
 ああ、でも、気を失う寸前、言葉が聞こえたよ。老若男女、入り混じった声で。でも、言ってる事は一つだった。

『死ねばいいのに……○○』

 ○○ってのは正確には聞き取れなかったよ。と言うか、複数の名前を同時に呼んだんだ、奴等は。
 それは……まぁ、当時俺が演じていた役名の幾つかだったよ。
 そう、勿論、悪役さ。

 翌朝、俺は引退を考えた。
 視聴者に取っちゃ、俺=悪代官であり、悪官僚であり、まぁ、要するに悪人なんだ。蛇蝎の如く忌まわしい、憎むべき敵だったんだ。
 その念だけで、俺を刺し貫こうとする程に……。
 だから流石に怖くなったのさ。テレビに出て、余りに多くの視聴者からの憎悪を集めるのがね。
 今でも時々感じるよ、心臓に刺さる様な視線を。
 そう……あんたからも……。

                      ―了―
 お久し振りでございますm(_ _)m

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