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今日の占い――東南と、南側に要注意とは、この事を意味したのだろうか?
私は足の痛みを堪えながら、校舎一階の保健室を目指した。校舎南側の側溝の蓋がずれていたのか、私はそれを踏み外し、足を挫いてしまったのだ。
「亮子、どうしたの? 大丈夫?」私に気付いたクラスメートの千佳が駆け寄って来て、肩を貸してくれた。
「有難う。ちょっと、南側の側溝に落ちちゃって……」
「南側?」一瞬きょとんとし、千佳は私が歩いて来た方向と、校舎とを見比べる。
「ほら、そっちの校舎の南側」私は指差した。「やっぱり、今日は東南と南側は要注意って、占いで言ってたのよね……。なのに近付くなんて、迂闊だったわ」
この学校の校舎はグラウンドを囲み込む様に「コ」の字型に配置されていて、私は上の横棒の下の辺で、捻挫したのだ。
「……それって、グラウンドの北側じゃあ……?」千佳が何やら呟いているけれど、私にとってはやっぱり南側――今日の要注意の方角なのだ。
何しろ、足を挫いたのよ? 論より証拠じゃない。
「と、兎に角保健室に行こうか」何故か微苦笑を浮かべて腕を引いてくれる、千佳。
けれど、私はある事に気付いて足を止めた。
「保健室は……校舎東南角じゃない……!」
「亮子、そりゃ、占いも何かのアドバイスになる事もあるでしょうけど、そんなに毎日毎日、何から何迄信じてたら、大変でしょ?」溜息をついて、千佳は言った。「こんな時に、保健室に行かなくてどうするって言うのよ?」
「……千佳があんまり占いとか、興味ないのは知ってるけど……。こんな時こそ、占いに頼らなくてどうするの?」私は言った。
ああ、本当に南側になんて行かなければよかったのだ。そう、占いの注意に従ってさえいれば、こんな事にはならなかったのに。今更臍を噛んでも遅いが、この上更なる不運を呼び込む事だけは避けなければならない。
「私は今日は保健室には行けないわ。そうだ、千佳、湿布薬貰って来てくれないかな? 捻挫したって言えば先生も解るだろうし……」
「医者だって症状診なけりゃ、薬くれないと思うよ? 捻挫した、だけじゃ程度も判らないし。もし、只の捻挫じゃなくて、罅でも入ってたらどうするの?」千佳は呆れ顔で言った。
「それはそうだけど……」私は苛々と爪を噛んだ。脚は痛い。昼休みの終了時間も刻々と迫っている――まぁ、それは事情を話せば大丈夫だろうけれど。おまけに千佳迄私を苛立たせる。本当に碌な事がない。
尤も、困った顔で私を見ている千佳もまた、私に対して苛付いているのだろう。それでも、私の為を思ってくれているのは理解出来る。
理解出来るのだけれど……。
私が更なる不運を恐れて、保健室に行くにも行けずにいると、不意に千佳はぽん、と手を打った。
「じゃあ亮子、今日の縁起のいい方角は?」
「え? ええと、西北」
「正反対ね。まぁ、いいわ。ちょっと遠回りになるけど」そう言って、千佳は肩を借りている私を身体ごと、引っ張った。東へ。
「え? え?」何処行くのよ、と面食らう私を、いいからいいからと強引に引っ張る千佳。脚が自由にならない私は、引き摺られるしかなかった。
コの字型の校舎の所々には、裏に通じる通用口がある。私達は東側のそれを通って、縦棒の右側に出た。そして書き順をなぞる様に下へ――。
「ちょっと、そっち南!」
「塀の北側よ」
「は?」
構わず、千佳は歩き続け――曲がり角で一旦立ち止まった。此処、まともに校舎の東南なんだけど?
「はい、此処を起点にしまーす」何故だかそう宣言して、また歩き出す。今度はコの字の下の線を書き順逆方向へ。
そしてやはりこちら側の校舎真ん中辺りにある通用口から、中に入った。後はすんなり、保健室を目指す。
訳が解らず、また不安で思わず渋い顔になる私に、千佳は淡々と言った。
「さっきの起点から見れば、この保健室は西北でしょ? 縁起いいじゃない」
「あ……」唖然としている間に、私達は保健室に達していた。
先生によれば、幸い骨への異常もなく、軽い捻挫だという事で、治療をして貰うと大分、痛みも和らいだ。こんな事ならさっさと来れば――あ、でも……。
「千佳、さっきの、あんなのでいいの? 何か頓知みたいじゃない」
「いいのいいの。昔の人だって縁起悪い方位に行く時は態々違う方向に一旦出て、そっちから向かう『方違え』とかしてたって言うし。大体――」ふと、笑みを収めて、千佳は言った。「東南とか南って、何処から見ての事? 亮子の家から? それならこの校舎内なんて狭い範囲、何処に居たって同じじゃない」
「それは……そうだけど……」
「占いだってそう。見る方向、見方を変えれば変わってくるわ。確かに脚を挫いたのはアンラッキーだったけど……。今こうして堂々と五時限目に遅刻出来るじゃない」そう言って、千佳はにやりと笑う。「始業ベル、とっくに鳴ったよ? 気付かなかった?」
「……気付かなかった……」茫然と呟くと同時に、私は今日の五時限目が苦手な体育のテストだったと、思い出した。「この脚じゃ、テストも受けられないね」じんわり、頬が緩む。
「そうそう、走って傷めてもいけないし、ゆっくり行こう」
そうして、私達は私達のペースで、広い校舎を歩いて行った。
―了―
や、授業は出たという事で(笑)
不可抗力は仕方ないけど、サボリはいかんよー?
むかし、私が担当したお客さんで、お寺の坊主がいた。。。クソ坊主がいた><;思い出すだけで腹が立つ^^#wwwwww
なんか、占いもやってる胡散臭い坊主だぁー見たいな感じ。
でも、お客様だしってことで、訪問すると吉方ってことで、うちの会社に連絡があったらしいことが判明。占いで「良い会社」を選んだのね(*^o^*) テレテレ
ちなみに、私は宗教嫌いwwww
特にうちの仏壇に、まともに お経も上げずにさっさと お布施だけもって帰ってしまう坊主を子供の頃からよく見てたせいで、坊主には強い懐疑心を抱くようになったのだ(こいつら、マジで拝金主義の金の権化だなぁーって、思うようになったwwwww)ゴンゲ~~~(r~~)r ((( ><;)キャー!
そんな私が訪問するなんて、思いっきり占い外れてるヤンっと思ってたwwww
しかも、ものすごいクレーマーだった。
俗に言うモンスターだったゴンゲ~~~(r~~)r ((( ><;)キャー!
占いめちゃくちゃヤン><;;;
って思いながらも、お客様。。。相手は福沢諭吉と自己暗示をかけて担当してたんだけど。
視点を変えると、ものすごく偉そうに振る舞える相手を占いで見つけ出した!って考えると、このクソ坊主の占いは、まんざら外れたわけでもないのかなぁー、とか、思ってました^^;;;www
ちなみに、最後は「訴える!」とか「(隠しカメラで取ったビデオを)公開してやる」(私がお客の自宅で苦情対応してる様子のビデオwwww)とか「政治家に言ってやる!○○に。。。」(公明党の議員だった。。。なぜ、公明党?このクソ坊主は創価学会とは犬猿の仲だったはずなのに^^;)
って感じで、散々脅迫されたけど、すべて、勝手にしたら( ̄へ ̄)凸見たいな態度でいたら、ある日からプツリと縁が切れました\(^ ^)/ バンザーイ
ふん!この私に脅迫が通じると思ったら大間違いだぁー(*^o^*) 凸
。。。あ!しまった、仕事の愚痴になってしまったorz
巽さん、ごめんなさーい^^;;;;;
。。。ちょっと、気分がスッキリしました^^;wwwwwwwwww
ではではー^^/
徳も何もあったもんじゃねぇ。縁が切れて何より!
占いも「今日は運がいいんだ、ラッキー♪」とか、気軽に楽しんでる分にはいいけど、信じ切ってしまうと……(--;)
更にそれに付け込む、その坊主みたいなのが居ると……(--メ)
あ、私も宗教を商売に使う輩は大嫌い(笑)
学校自体が自宅から見て凶の方角だったら……サボる?(爆)