お彼岸なので……サボる！（笑）

　黒ちゃん、食べちゃいけません。

　但し、彼岸花に含まれる毒の成分、リコリンは水溶性――水に溶けます。その為、水にさらせば食用としても可能だそうです。戦時中等、食料の少ない時にはそうして利用された事もあるとか。
　た・だ・し、水にさらす時間が足りなかったり、僅かに残った毒が長期間の食用で蓄積される事もあるそうですので、やはり避けて下さい。

　ほぼ日本全国で見掛ける彼岸花ですが、元々は中国からの帰化植物だとか。
　その毒性の為に畑や墓地の獣除けの為に植えられたと言われます。
　そして何故か日本のものは全てが三倍体の為、結実しないそうです。殖やすには株分け、との事ですが、それにしては随所で見掛けますね（＾＾；）
　夏の花も枯れ落ちた頃の深紅の彩り、只獣除けの為でなく、昔の人はそれらを愛でたのかも知れませんね（＾＾）