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〈2007年9月16日開設〉 これ迄の小説等、纏めてみたいかと思います。主にミステリー系です。 尚、文責・著作権は、巽にあります。無断転載等はお断り致します(する程のものも無いですが)。 絵師様が描いて下さった絵に関しましても、著作権はそれぞれの絵師様に帰属します。無断転載は禁止です。
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 こぉこまぁでおいで――歌う様に節を付けたその言葉に、私はきっぱりと頭を振った。
 そっちには行けないと。
 行ける訳がない。二人の間には現実的な溝が大きく口を開けている。
 彼岸と、此岸。
 死が二人を分かつ迄――そんな言葉もあるけれど、私達は疾うに分かたれた身。
 だから、もう呼ばないで。
 どんな手段を使っても、私はそちらには……貴方の元には行かないわ。
 それが貴方の為でもあるもの。
 だから、私の事はもう忘れて。これ以上……引き止めないで。

 ……でも、最期に一度だけ、夢枕に立つわ。
 私を呼ぶ為に、こっくりさんは兎も角、イタコだの怪しげなインチキ霊能者だのに依頼し続ける貴方がこれ以上、身を持ち崩さないように。本当にもう止めなさいね?
 結局、私に届いたのは、大枚叩いて雇った彼等ではなくて、貴方自身の声だけだったんだから。

                      ―了―


 呼ぶのはあちら側からだけではない! かも知れん(^^;)

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「お前、いつ迄友達の家、泊まり歩く気だよ?」一応遠慮しているのか昼飯を買って来た――とは言ってもコンビニ弁当だ――秋雄に、俺は言った。「うちだってもう三日目だぞ?」
 秋雄はバツが悪そうな顔をして頭を掻く。それでも機嫌取りの心算なのか、俺の前に焼肉弁当を滑らせた。奴の手元には海苔弁。バイト暮らしの学生がそんなに裕福な訳もない。尤も、それは俺も同じ事だが。
 それでも俺はワンルームマンション、秋雄はちょっと昭和の香りのするアパートで、それなりに暮らしていた訳だが――ここ二週間程、秋雄はアパートに帰っていない。俺を含めた友人の家を泊まり歩き、時折はこうして弁当や酒を買って来たりする訳だ。
 理由は言わずに。
 それは友達同士、これ迄だって行ったり来たり、泊めたり泊まったりもあった。しかし、これ程連続なんてのはおかしくないか?
 
 だから、弁当は有難く頂いた後、今日こそと、俺は訳を問い質した。
 アパートで何かあったのかと。
 秋雄は言い難そうにしていたが、遂に口を割った。
「足音がするんだよ――上の部屋から」自棄に神妙な顔で、秋雄はそう言った。
 だが、俺は思わず眉根を寄せる。
「足音って……。それ、今に始まった事じゃねぇじゃん。二年前だったか、引っ越した当初から『上のガキが煩い』って、愚痴ってたじゃねぇか」
 秋雄の部屋は一階。そして二階の真上の部屋には、親子三人の家族連れが住んでいるらしい。その子供が毎日毎日、どたばた走り回って煩いと、愚痴を零していたものだった。どうせ大学を出る迄の心算だったし、波風立てたくないと、我慢していた様だが。
「何だ? それともいつの間にか家族が増えてて、足音が二倍になったとか?」冗談交じりに、俺は言った。
「そうじゃないんだ。足音は……うん、少しびっこ引いた様な、あの足音は上の子供で間違いないと思う。いつも通りに、どたばた走ってて……時々転びでもするのか、どすんって音がして……」
「どすんって……。結構深刻だな、騒音被害。そうか、遂に耐え切れなくなって……」
「いや、その……まぁ、それもないとは言わないんだが、それ以上に……」秋雄の言葉は歯切れが悪い。
「それ以上に?」俺は先を促した。

「上の子、二週間前に死んだんだよ。両親の虐待が原因で」
「……」
「走り回ってたのも、どうも両親から逃げ回っていたんじゃないかって……。いつも鍵が掛けられてたんで、部屋の中しか逃げられなかったらしいんだ」
「……え?」俺は呆けた声を出してしまった。「なのに、今足音が聞こえるって……え?」
「だから帰りたくないんだよ。もし、俺が文句を言いにでも上の家族の所に行っていたら気付けたかも知れないとか、あの足音はあの子の精一杯の救難信号だったんじゃないかとか、そんな事を思ってたら……」
 そして、両親が逮捕され、無人となった部屋の中、未だ独り逃げ回っているのかも知れないと思ったら、遣り切れないだろう、と秋雄は溜息をついた。
 その物思いに沈む横顔に、それ以前に幽霊が出るだけでも俺なら帰りたくねぇよ、と突っ込んでいいものかどうか……。
 ともあれ、奴の泊まり歩きは未だ暫く、続きそうだった。

                      ―了―


 うちも上のガ(以下略)

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 子供の頃、通学路のあちこちに『お巡りさんの看板』が立っていた。
 等身大の看板に、お巡りさんが描かれた奴だ。単純な造りの、どことなくのほほんとした顔をしていたけれど、足元に地元県警の名が書かれていたから、どうやらちゃんとしたものらしい。
 それにしても、本当にあちらこちらにあるんだけど。

 ある雨の日、集団登校中の僕等に向かって、雨でスリップしたらしい車が突っ込みそうになった。
 僕等は突然の耳障りなブレーキ音と、横滑りしながら迫って来る車体に、パニックを起こすだけで足も動かせずにいた。自棄に時間が遅く感じるのに、身動き一つならない。
 ウインドウ越しにはっきりと、恐怖に顔を引き攣らせたサラリーマン風のおじさんの姿。懸命にハンドルを操ろうとしているけど、スリップしたタイヤはおじさんの思う方向へは動いてくれない。
 この儘では……!
 と――。
 車が更に滑り、僕等を避ける様に――あるいはそちらへ吸い寄せられる様に――道路脇に立つ、お巡りさんの看板へと、突っ込んで行った。

 金属のぶつかる耳障りな音、僕等の悲鳴……それらが消え、静かに降る雨音だけになって暫くした頃、少しひしゃげた運転席のドアが開いた。おじさんはどうやら無事だった様だ。
 勿論、僕等にも怪我はなく、全員の無事を喜びながら、それから暫くして来た本物のお巡りさんに事情を訊かれた。
 そして僕は、この際とばかりに、予てから気になっていた事を訊いた。例の看板の事だ。
「例えば、パトカーが走っているだけでも、ドライバーはスピードの出し過ぎに気を付けるようになるんだよ。シートベルトの未着用にもね。それと同じ様に、お巡りさんの姿があるだけでも、少しだけ、気が引き締まり、悪い事が出来なくなる……といいなって期待してるんだよ」お巡りさんはそう言って苦笑した。
 あちこちに沢山あるのは、本来なら自分達で見守りたいけど、人員的にも街の全てには目が行き届かないから、と。
「まぁ、看板だから、本当に見守るだけしか出来ないんだけどねぇ……」
「でも、あの時、本当に車の動きがおかしかったんです。運転手のおじさんがハンドル回しても向きも変えられなかったのに……。運転手のおじさんだって、掠り傷で済んだみたいだし」
「うん……。もしかしたら、あいつが守ってくれたのかも知れないねぇ」お巡りさんはしみじみと、頷いた。
 あれは只の看板なのに――そう思いつつも、僕らも同じ事を感じていた。

 そんな話をする僕等の傍らを、車の直撃を受けてぐしゃぐしゃになった看板が運ばれて行く。
 単純な造りの、どことなくのほほんとした顔が、少しだけ、凛々しく見えた。
 僕等は思わず敬礼して、それを見送った。

                      ―了―


 夜中の三時頃に携帯にメモりながら考えた話~( ̄▽ ̄;)

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 こっちじゃなかった、と気付いた時には、もう後戻り出来なかった。
 いや、そもそもこの道は一方通行。選んでしまった以上はほんの入り口だろうが、奥深くだろうが、後戻りは出来ない。
 それでも、元の道に近付ける事は出来ないかと、細々とした裏道を辿ってはみるが……どうやら、かなり大きな岐路で、間違ってしまったらしい。歩けば歩く程に、本来行きたかった場所から遠ざかって行く。

 一旦立ち止まろうとして、それすらも許されない事に気付く。
 そして歩く程に混迷は窮まり……。

 彼は家を出た儘、帰らなくなった。
 目の前に現れた、別の道を選択したのか――矢張り一方通行の道を。
 それが別のとんでもなく違う場所に通じる道なのか、それとも何処にも通じていない道なのか、私は知らない。
 只……目的地が何処であれ、迷わない道など、存在しない。
 そうと知っていながらも歩かなければならないのだろう、この道は。

                      ―了―


 や、大した意味なし(--)ノ←おい
 この道=人生って事でm(_ _)m
 いよいよ追い詰められてるKさんが選ぶ道は一体!?

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 転校して来たばかりの僕に、同級生達は優しく、それでいて何の遠慮もなく話し掛けてきてくれた。御陰でクラスに馴染むのも、この田舎町に馴染むのも、転校前に抱いていた不安とは反して早かった。
 だから、同級生のトモ君達が何か楽しそうに談笑している時、僕は何の屈託もなく、話し掛けたんだ。混ぜてくれ、と。

「……ユウ君」その場に居た四、五人が一斉に沈黙し――僅かの間を置いて反応したのはトモ君だった。
「ご、ごめん、何か大事な話だった?」目を瞬かせながら、僕は尋ねた。大切な話の腰を折ってしまっただろうか。余りに普通に談笑していたから、そんな事とは思いもしなかったんだけど。
 それに、今迄ごく自然に受け入れられてきたから、こんな反応が返ってくるとも、思っていなかったんだ。
「いや、それ程大事な話じゃあないんだ」と、トモ君。なら、何でそんなぎこちない笑みを浮かべているんだろう?
 周りの友達との間にも、普段感じた事のない隙間を覚えた。
 と、その中に一人混じっていた下級生、一年生のカズ君が屈託なく、声を上げた。
「神社のお祭りの話だよ」
 あ、こらっ――そんな声が周囲の数人の口から漏れる。黙ってろ、と隣に居たケイ君がカズ君の口を塞いだ。
 何だろう? 僕には言ってはいけない事だったのだろうか? 気まずい隙間が、ぐっと広がる。
 しかし、聞いてしまった以上、矢張り尋ねずにはいられない。
「神社のお祭り? この時期に?」時節は初夏。夏祭りには未だ早いだろう。「僕も一緒に行っていい?」
 ぎくしゃくした空気を払いたくて、明るくそう言ったのだが……。
 トモ君は少し困った顔をして、皆を見回してから、僕に向き直った。
「ごめん、ユウ君。今回のお祭りは駄目なんだ。この町で――この土地で生まれた人間しか、参加出来ない。そういう決まりなんだって」

 参加拒否。
 これ迄丸で一緒に育ってきたかと錯覚する位に馴染んできた友達が、急に遠くに行ってしまった様だった。
 この田舎町に生まれてからずっと暮らしてきたトモ君達と、転校生の僕。彼我の差があるのは当然なのかも知れない。今迄、トモ君達の接し方の御陰で、そんな寂しさには気付かずに来られたけど……。此処に来て、初めての拒否に遭うなんて。生まれがこの土地か否かなんて、今からじゃあもうどうしようもないじゃないか。
「そ、そうなんだ。昔からの決まり事じゃ仕方ないよね」些か無理して、僕は笑った。たった一度の拒否で、何のお祭りかさえ訊くのも憚られる気分になるなんて、我ながら情けないけど。
「ごめん! 夏祭りにはきっと誘うから」トモ君はそう言って、頭を下げた。

 数日後、町の北側の神社の方角からお囃子が風に乗って流れて来たけれど、うちの家族は誰一人、そちらへ行く事はなかった。転勤に付き合わされる事が多い分、家族サービスに力を入れていた父も、遊びに行こうとは言わなかったから、もしかしたら父は父で、何か聞いていたのかも知れない。母はそういったものに余り興味を持たない人だった。

 そんな事があったけれど、その後もトモ君達との付き合いは何ら変わりなく……ほんの少しの疑念が、僕の中に蟠りを残しただけだった。
 只、約束した夏祭りには、結局行けなかった。元々転勤族だった父に、次の辞令が下ったんだ。
 夏休みに入って直ぐ、僕は引っ越す事になった。

 引越し当日、トモ君がお別れに来てくれた。
 多分、もう此処に来る事はない――そう思ったら、今訊いて置かなければいけない気がして、僕は口を開いた。あの時の祭りは、何だったのかと。
 暫しの逡巡の後、トモ君ももう僕が帰らない事を悟ったのだろう、教えてくれた。
「あの神社では、数年置きに住人の――この町に生まれた住人の――登録を更新している。此処が村だった頃、周囲の山賊や夜盗に悩まされた歴史があったらしくて……その所為だろうな。村の守り神として祀られたあそこの神様は、此処に生まれた以外の人間を認めない。もし余所で生まれた人間が祭の場に居たりしたら……」
 居たりしたら――どうなるんだ?
 尋ねる僕の視線に、トモ君は俯いた儘、ぽつりと答えた。
「町の入り口、幹線道路に出る手前の大きな樫の木に、ぶら下がる事になる――見せしめとして」

 あの夜、過度の好奇心を発揮しなかった事を、僕は幸運に思いつつ、町を後にした。
 件の樫の木の横を通り過ぎる一瞬、首元に何か長いものが掛かった様な感触を覚えたけれど。

                      ―了―


 ん~?
 普通に打てるな。何だったんだ?

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 これは学校の遠足、詰まりは授業の一環なんだから、行かなきゃ仕方ないんだ――僕はそう自分に言い聞かせつつ、いそいそと明日の遠足の準備に勤しんでいた。
 簡易な地図を兼ねた遠足のしおり、よし。ハンカチ、ティッシュ、よし。念の為の雨具、よし。そして何より、おやつ、よし! 
 お弁当と水筒は翌朝、お母さんが用意してくれる。ちゃんと大好きなおかずのリクエストもしておいた。
 これで行き先があの山でさえなければ、もっとわくわくした気分で明日を待てたのに――死んだ祖父ちゃんに聞いた、あの山でさえなければ。

 昔から、事ある毎に祖父ちゃんは言っていた。
 家で何か起こるのは、あの山から下りて来た悪いものが悪戯したからなのだと。
 大事な花瓶が割れた時も。
 祖母ちゃんが階段から落ちた時も――幸い、怪我は大した事なかった。
 小さなタケオが古井戸に落ちた時も……。
 全て、その悪いものの所為なのだと。
 だから、あの山には近付いちゃいけない、とも。
 祖母ちゃんやお母さん達はそれを聞く度に、苦笑いしてたけど。

 この遠足だって、生きていたらきっと反対しただろう。仮病使ってでも休め、と。
 でも、僕は少し、その山に興味があった。怖いもの見たさと言うか、好奇心と言うか。それでも、祖父ちゃんの言いつけを守って来たんだけど……。
 明日は皆が一緒なんだから、大丈夫だよね、きっと。

 翌朝、お弁当の入ったリュックと水筒を担いで、僕は元気に家を出た。
 遠足には持って来いの晴天で、僕は近所の子供達とじゃれ合いながら集合場所に急いだ。
 
 初夏の山は緑が溢れていて、眩しかった。なだらかな山は小学生の遠足には丁度よく、悪いものの気配なんて、微塵も感じられない。実際、普段からこの近辺迄遠出する子供も、居る様だった。
 あれは祖父ちゃんの思い込みだったんだろうか。
 けど、何だろう? 始めて来る筈なのに、さっきから感じているこの懐かしさは。
 そして――さっきから耳の直ぐ傍で聞こえる、同級生の誰のものでもない声は。
 
『おかえり』と。

 それははしゃぐ様な、懐かしむ様な声で、僕を歓迎してくれていた。
 そう――僕も懐かしいよ……。
「ただいま」僕は呟く様に応えた。

                    * * *

「警察と消防に、大規模な捜索を依頼してあります。どうか、お母様、気を確かに持って……」校長が汗をかきかき説明するのを、母親は緩やかに頭を振って、止めた。
「大丈夫です――気付いてましたから」寂しさと、何かしらの決意めいたものが、半ば伏せられた瞳に浮かんでいた。
 その視線は訳が解らずに呆ける校長を素通りし、窓の外、一人息子が行方を断ったと言う山へと向かう。
「お祖父ちゃんは気を遣ってくれていたけど……気付いてましたよ? 私」
 あの子が――タケオが、故意にか事故でか判らないが『本当のタケオ』を古井戸に落とし、祖父にその償いとしてタケオの取り替え子の役を命じられた、あの山から来た何かだと。姿形はその妖力で誤魔化したのだろうが、母の目は誤魔化し切れなかった。
 その内、本人も自分をタケオと思い込み、気付かなかった祖母は元より、自分もそう接してきたけれど。
「それでも、あの子は人間にはなれない。私のタケオには……」頬に一筋、涙が伝った。「だからもう、還した方がいいわ」
 祖父が亡くなってからその拘束力が薄れ始めたのか、年々、嗜好が怪しくなり――弁当のおかずに虫だのトカゲだのをリクエストし出した、今となっては。

                      ―了―
 長くなった~(--;)

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 夜空の月が妙に大きく見える。
 木々をざわめかせる、生暖かい風が不気味に感じられる。
 何となく嫌な予感を覚えて、私は家路を急いだ。
 何、ほんの気の所為だ――13日の金曜日だから。昔から縁起の悪い日と言われているから、そんな気になるだけだ。別に私はキリスト教徒じゃあない。それでもジンクスという奴は意外に根深く、大衆の心理に根付いているらしい。
 
 ここ数日、天気は不安定。この風もきっとその影響なのだろう。そう言えば一昨日もこんな天気だったかも知れない。13日だけじゃあない。
 そう思って落ち着いたら、ふと苦笑が浮かんだ。
 そうだ。13日の金曜日だろうがいつだろうが、只の一日に過ぎないじゃないか。
 競歩張りに酷使されていた脚が、自然に緩む。
 ああ、落ち着いて見れば月だってくっきりと夜道を照らしてくれているライトの様じゃないの。
 ジンクスなんて気にする事ないんだ。

 と――。
 不意に右肩から背中に掛けて襲った鋭い痛み。
 アスファルトに散った、赤黒い染み。
 驚いて振り向いた私の目に映った、白いマスク……。
 ああ、いつかテレビで見た覚えがある――そう思う間にも、意識は遠退いて行った。

 ジンクスという奴は意外に根深く、大衆の心理に根付いているらしい。
 私の様に何となく悪い事が起きるのではと恐れるのも、そう。
 そして、自ら悪い事を起こす側に回った人間も、また縛られているのだろう。
 ジンクスという支配者に。

                      ―了―


 あー、頭が回らん(@@)←目が回ってる。

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プロフィール
HN:
巽(たつみ)
性別:
女性
自己紹介:
 読むのと書くのが趣味のインドア派です(^^)
 お気軽に感想orツッコミ下さると嬉しいです。
 勿論、荒らしはダメですよー?
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